町内会ホームページ作成ヒント集11 「お年寄りが輝く配慮」
- K-Office
- 2024年6月19日
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「お年寄りが輝く配慮」
町内会を運営するときにいろいろな改善点が見えてきます。その時に気を付けたいことが、町内会を支えてくれた方を大切にする配慮があるかどうかだと思っています。
町内会の組織が若返ると、多くの町内会では取り組み内容を変更していく傾向があるようです。
★温泉旅行は希望者が少なくバス料金が高騰しているので中止します
★町内会の皆さんの負担になっている回覧板をすべてスマホで見られるように変更します
★公園清掃は、参加するのが役員だけとなっているので、今後は市の清掃のみとします
★ゴミステーションは町内会全員が担当するものですから、ご高齢の方も当番に参加してもらいます
このような変更点をうかがうことがあります。皆さんの町内会ではどうでしょう?
変更=中止とかばっさり切り捨てるとかは寂しい気がしませんか?
少なくとも、代案は用意してあげることをお勧めします。
ここで、町内会に古くからお住いのご高齢の方に相談してみてはいかがでしょうか?
以前に町内会を運営してきた方のお声を聴いてみることも必要です。今までの人間関係やご事情を詳しくご存じのご高齢の方の知見を活用することは、最近のAIに頼ることよりも大切なことだと思います。
ある町内会では、異年齢の皆さんで相談して次のように修正されたそうです。
☆遠くの温泉旅行は経費などで難しくなってきたので、送迎付きの近くの温泉旅行に変更します
☆回覧板は、今までの紙の回覧板とスマホで見られる回覧板の両方で行います。紙の回覧板がご希望の方は、事前にお知らせください
☆公園清掃は、今まで通り行います。作業が終わった後に子どもの工作会を行いますので一緒に参加しませんか?
☆ゴミステーションはご高齢の方は申し出によって次の順番に先送りしたいと思います
ご無理なさらずにお知らせください。皆さんもご配慮・ご協力お願いします
町内会運営は年々難しくなっています。
でも、変わらないことは、その地域に住んでいる方々が交代で運営し、親睦や生活改善に役立っていることです。その中で、「お年寄りが輝く配慮」を忘れないことも大切だと思います。
「温故知新」つねに今までの取り組みが本来の狙っていることを振り返りながら取り組まれてはいかがでしょうか。
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